11/19 OA楽曲

「公ちゃんの黄昏ドキはcello気分」
X’mas SPECIAL公開収録イベントの開催が決定しました!

日時:2017年12月17日(日)14:30開場 15:00開演
場所:甲府市川田町アリア・ディ・フィレンツェ「マイスターホール」
出演:住野公一・春ななみ ゲスト:ピアニスト原田康子

ご応募はFM FUJIのホームページからお待ちしています!

朝比奈

シューマン作曲 交響曲第4番 第4楽章
朝比奈隆 指揮
関西フィルハーモニー演奏

1908年、東京生まれの指揮者「朝比奈隆」を特集しました。
関西交響楽団を創設し、2001年に亡くなるまで現役だった名指揮者です。

住野さんのCD「夢の後に」

フォーレ作曲「エレジー」
cello 住野公一 piano 原田康子
 

「公ちゃん」こと住野公一さん演奏のCD「夢の後に」に収録された一曲。
今回のゲストでピアニストの原田康子さんがピアノを演奏されています。
公開録音での共演もお楽しみに!

11/12 OA楽曲とコメント

「公ちゃんの黄昏ドキはcello気分」
X’mas SPECIAL公開収録イベントの開催が決定しました!

日時:2017年12月17日(日)14:30開場 15:00開演
場所:甲府市川田町アリア・ディ・フィレンツェ「マイスターホール」
出演:住野公一・春ななみ ゲスト:ピアニスト原田康子

ご応募はFM FUJIのホームページからお待ちしています!

ラインスドルフ

L.V.ベートーベン作曲:交響曲第3番「英雄」
エーリッヒ・ラインスドルフ指揮ボストン交響楽団

ラインスドルフは非常に良い指揮者なんですが、残念ながらお客の人気が無かったです。大体愛想がないですね。お客様に受けようと言うつもりが薄かったんでしょう。
アメリカのビッグファイブのオーケストラの常任指揮者としてシャルル・ミュンシュの後を受けてやったのですがね〜。ミュンシュは客受けする指揮をしましたから余計にそうですね〜。ボストン交響楽団在任中にJFケネディが暗殺され彼の故郷のボストンのカソリック教会でモーツァルトのレクイエムを行ってそれがレコードになりましたがあまり売れ行きは良くなかったそうです。

原田康子さん

大中恩作曲:歌曲「庭の小枝」
演奏:間庭小枝ソプラノ、原田康子ピアノ

今回のゲスト原田康子さんがピアノを弾かれています。
この曲は原田さんのお姉さんの委嘱で書かれた歌曲でタイトルの庭の小枝は間庭の庭と小枝をこえだと読んで題名にしたと聞いています。
仲良し三姉妹で埼玉県で音楽教室をやっておられます。

11/5 OA楽曲とコメント

ゲバントハウス

L.V.ベートーベン作曲:弦楽四重奏曲第8番「ラズモフスキー第2番」第4楽章
演奏:ゲバントハウス弦楽四重奏団

世界最古の交響楽団であるライプツィヒ ゲバントハウス管弦楽団。その主席弦楽奏者で構成されたこれまた最古の弦楽四重奏団です。その間メンバーも何回も入れ替わり今日に至ってます。オーケストラは不思議な事に何十年も経つとメンバーはほとんど入れ替わっているのに同じような音がしたりします。このカルテットもレコードが無かった昔の音は想像するだけで窺い知れませんが恐らく現在のような渋い音色だったんではないかかと思います。

サイモンラトル

L.V.ベートーベン作曲:交響曲第7番イ長調より第2楽章
演奏:サイモン・ラトル指揮ウイーンフィルハーモニー管弦楽団

クラウディオ・アバドの後任として選ばれたラトルはイギリス人です。精密な音楽作りをする指揮者です。細かな指示を出すこう言う演奏は得てして楽団からは嫌われるんですが彼は上手くやっているようです。このCDはウイーンフィルとの演奏ですがヴィヴラート無しで演奏させたり今流行りの古楽奏法を使っています。

10/29 OA楽曲とコメント

ネーメヤルビ

W.A.モーツァルト作曲:弦楽五重奏曲ハ長調
演奏:エステルハージ弦楽四重奏団

エステルハージカルテットは珍しく古楽器を古楽奏法で演奏する団体です。最近オーケストラでも古楽器で演奏する団体が出て来ております。古楽器ではなくてモダン楽器で古楽奏法で演奏する団体は更に多いです。古楽器で演奏しようとすると今持っているモダン楽器の他にもう一台古楽器を用意しなければなりませんので費用が大変です。古楽奏法と言うとヴィブラートをかけない、開放弦を良く使う、ローポジションのフィンガリングなどです。ヴィブラート無しで弾くのは正解に音程を取らねばならないし、音も伸び難いので難しいです。でも、音がハモった時に素晴らしい響きを奏でます。

エステルハージ

R.シュトラウス作曲:23の独奏弦楽器の為のメタモルフォーゼン
演奏:ネーメ・ヤルビ指揮スコットランド国立管弦楽団

普通のオーケストラ曲では弦5部と言って1stヴァイオリン、2ndヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの5つのパートで演奏するんですが、この曲は23のパートに分かれて演奏するように書かれています。勿論最初から最後まで23のパートに分かれている訳では有りませんが、23のパートがそれぞれ別のことをやる瞬間が何度となく有ります。シュトラウスの若い頃の実験的習作です。

10/22 OA楽曲とコメント

ハーゲン

F.シューベルト作曲:弦楽四重奏曲「ロザムンデ」
演奏:ハーゲン弦楽四重奏団

シューベルトは良く自分の作った曲を別の曲に使い回しています。例えばピアノ五重奏曲「鱒」の2楽章に歌曲「鱒」をテーマとして使っています。又、弦楽四重奏曲「死と乙女」の2楽章にも歌曲「死と乙女」を使っています。両方とも変奏曲です。余程気に入ってたものと考えられます。
この「ロザムンデ」と題された弦楽四重奏曲にも彼が作曲した劇音楽の主題が使われています。テーマを考えるのが邪魔くさかったのではなく、気に入ってたんでしょう。他の楽章もこの2楽章に曲想を合わせて作曲されたように感じます。演奏は若手メンバーのハーゲン弦楽四重奏団です。

コリンデイヴィス

J.シベリウス作曲:交響曲第5番
演奏:コリン・デイヴィス指揮ボストン交響楽団

フィンランド生んだ作曲家シベリウスの交響曲です。昔からイギリス人はグリーグとかシベリウスが好きですね。イギリスの作曲家も例えばブリテンなんかシベリウスに雰囲気が似てると思います。
デイヴィスはイギリス生まれの20世紀を代表する指揮者の1人でイギリス人らしく折り目正しくちっとウイットに富んだ演奏をしています。

10/15 OA楽曲とコメント

ます

F.シューベルト作曲:ピアノ五重奏曲イ長調「鱒」
演奏:エンドレス弦楽四重奏団 ピアノ ウオルフガング・サバリッシュ

シューベルトの歌曲「鱒」のテーマを3楽章に変奏曲として作られた曲です。全楽章とも明るく溌剌とした楽しい曲です。
ピアノを担当しているサバリッシュはN響の指揮者としても日本に馴染みある人ですがピアノがとても上手いです。セルやワルター、ショルティも上手かったですが指揮者の弾くピアノはアンサンブルの場合良く全体を把握して弾くので自分だけ突出したりする事が有りません。とても爽やかな演奏だと思います。

田園

L.V.ベートーベン作曲交響曲第6番「田園」
演奏:ロジャー・ノリントン指揮ロンドンクラシカルプレイヤーズ

有名なベートーベンの田園ですが古楽器奏法で演奏すると随分印象が異なりますね~。弦楽器の弾いてる弓はパガニーニ以前の弓で本当の武器の弓の様に反っていました。それで弓の先に来ると音が抜けてしまうんです。現代の弓だもそう弾けばそういう音になるんですが常に意識してないといけないんですね。バロックの弾き方は一音一音切って弾いてる様に聴こえるのはその為です。音符の最後が切れるので全体にスッキリと聴こえるます。

10/8 OA楽曲とコメント

ヴラフ

L.V.ベートーベン作曲:弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調
演奏:ヴラフ弦楽四重奏団

名ヴァイオリニストであったヴラフが組織した弦楽四重奏団です。良くも悪くもヴラフに依存する事が多いです。しかし、ウイーンコンツェルトハウスSQやバリリSQのようなカンパー、バリリ独特の歌い方は有りません。より近代的な演奏スタイルと言えます。引退したヴラフの後を継いだのは彼の娘さんでした。娘さんの旦那さんがスエーデン出身のチェリストでエリックソン先生、(実は僕が音大の研修旅行でプラハに行った時に習った先生です。)かれも入ってニューヴラフ弦楽四重奏団として現在も活躍しております。

ケルテシュ

W.A.モーツァルト作曲:レクイエム
演奏:イシュトヴァン・ケルテシュ指揮ウイーンフィルハーモニー管弦楽団

この曲はモーツァルトが亡くなる直前に書かれた最後の作品で未完成です。現在演奏されているのは弟子のジュスマイヤーによって書かれたものを繋いだものです。
恐らく死を覚悟したモーツァルトが悲しみや怒りやらの感情を超えた悟りの境地が伺えます。

10/1 OA楽曲とコメント

ロート

W・A・モーツァルト作曲:弦楽四重奏曲18番イ長調
演奏:ロート弦楽四重奏団

ロートカルテットはハンガリー人のロートさんが作ったカルテットです。戦後このカルテットがマーキュリーレコード専属になってから、レコード会社からその時に売り出していたシュタルケルをチェロに使ってはとの示唆を貰いそれ以後シュタルケルがチェロを務めていました。お陰で彼の人気に乗ってロートカルテットのレコードは良く売れたそうです。シュタルケルの演奏は豪快では有りますが、内省的で室内楽に向いてるように思います。
このモーツァルトの演奏はまさに端正なもので彼に負うところが多いと思います。

バッハ ブランデンブルグ

J.S.バッハ作曲:ブランデンブルグ協奏曲第6番
演奏:カール・ミュンヒンガー指揮シュトゥットゥガルト室内管弦楽団

1970年頃バロックブームがやって来てこの楽団やイ・ムジチ合奏団などが人気を得ていました。クラシックでも流行り廃りは有って、その当時イ・ムジチのヴィヴァルディの四季は何百万枚もレコードを売って記録になっていました。
そのライバルだったのがミュンヒンガーでした。イ・ムジチはイタリアバロックが上手でミュンヒンガーはドイツバロック特にバッハが得意で非常に落ち着いた演奏です。

9/24 OA楽曲とコメント

メロス

F.シューベルト作曲:弦楽五重奏曲ハ長調
演奏:メロス弦楽四重奏団+ロストロポーヴィチ

弦楽五重奏曲というジャンルは有る様で案外少ないんです。弦楽四重奏という形が如何に完成されているかをも良く現している様にも思います。
弦楽五重奏曲と言ってもいるんな組合せが有ります。作曲された数が一番多いのが弦楽四重奏にヴィオラを加える形です。モーツァルトは6曲ものどれも名曲を書いています。ベートーベン、メンデルスゾーン、ブラームス等もこの組合せで作曲しています。ボッケリーニは仕えていたスペインの王様がチェロ名人だった為チェロをソロの様に扱いカルテットは伴奏という協奏曲の様なチェロの入った五重奏曲を沢山書きましたので、これを例外としましょう。そうするとこのシューベルトの五重奏曲が唯一とは言えませんがチェロ二本の弦楽五重奏曲というのは珍しいと言えます。
シューベルトが最晩年に書いたこの曲は低音のチェロを加える事で音に厚みと曲に深みを与えています。素晴らしい作品ですね。

リンツ

W.A.モーツアルト作曲:交響曲第36番リンツ
演奏:カルロス・クライバー指揮ウイーンフィルハーモニー管弦楽団

クライバーはお父さんが有名な名指揮者エーリッヒ・クライバーで多分彼はお父さんをずっと意識し、いずれ追い越すという思いで勉強していたのではないかと思います。彼の演奏の特徴は流れる様なメロディ、溌剌としたリズムです。彼は年に3~4回くらいしか演奏する事が無く、その演奏会のチケットは発売日に即時完売する事でも有名です。

9/17 OA楽曲とコメント

ヴィオッティ

セザール・フランク作曲:ピアノ5重奏曲へ短調
演奏:ジャン・ユボー(ピアノ)ヴィオッティ弦楽四重奏団

フランクはベルギー出身の作曲家です。作曲家として有名になるまでは教会のオルガニストをしており、彼の有名な交響曲もどこかオルガンの響きを思い出させます。ピアノ5重奏という分野は多くの有名作曲家が手掛けており、名曲も沢山あります。シューマン、ドボルザーク、ブラームス、ショスタコーヴィッチと並んでフランクは五大ピアノ5重奏の一つに数えられてます。ハイドン、モーツァルト、ベートーベンなどの古典派の作曲家に少ないのはピアノの発達がまだ未成熟だったからと思われます。弦楽器の音量は1700年代からあまり変わらないのに対してピアノの音量は小さく、古典派のピアノトリオなどではピアノの低音を補強する為に
チェロが使われていました。シューマンの頃からピアノの音量は大きくなり弦楽四重奏充分対抗出来るところまで改良され次々と名曲が生まれたものと思います。ピアノ5重奏曲はピアノ対弦楽四重奏という協奏関係があります。ヴィオッティ弦楽四重奏団は各パートの音が明確で曖昧なところが無く、素晴らしい演奏だと思います。

ズービンメータ

リヒャルト・シュトラウス作曲:交響詩「英雄の生涯」
演奏:ズービン・メータ指揮ロサンゼルス管弦楽団

リヒャルト・シュトラウスはリストやフランクが始めた交響詩という分野を追求し多くの名作を生んでます。演奏時間も後の方に行くに従って長くなっています。その中でこの「英雄の生涯」は、英雄というのは自分の事なんですね。自己陶酔の強い人ですね。自分の半生を褒めた曲がこの曲です。いろんな妨害に遭いながらも自分の才能と努力で音楽界をのし上がって行く様子が音楽にされています。メータの成功もシュトラウスと似ていて、この演奏のロサンゼルス管弦楽団の常任指揮者になった頃音楽的な絶頂を迎えます。まさに英雄が英雄の作品を演奏した例ですね。