9/25 OA楽曲とコメント

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R.シューマン作曲:幻想小曲集
演奏:Y.シュターカーvc、練木繁夫pf

シューマンは幻想小曲集と題した曲を何曲も作曲しています。この曲こそシューマンの音楽を表現していると思います。
そもそもソナタ形式というのは古典派の音楽にこそ合うので有ってロマン派の自由な表現には適していません。形式がハッキリしてない曲はやはり長い曲は書けなく、短い曲即ち小曲小品になります。
そしてシューマンが好んでいたのは幻想的なメルヘンチックな音楽です。ですからメルヘンチックで短く余韻を沢山含んだ音楽にこそ彼の音楽の本質が有るんでは無いかと思います。
10/10の公ちゃんのコンサートでもこの曲を演奏します。
是非お楽しみに。

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リュリ作曲:パッサカイユ
演奏:山形由美fl

リュリはルイ14世の音楽の先生でした。この頃にブルボン王朝はピークを迎えましたが2代後の16世に時にフランス革命が起き政権は無くなりました。
ルイ14世はバロックダンスが非常に上手でリュリは彼が踊る曲をせっせと書きました。
この曲パッサカイユというのは主題と変奏曲で王様が止めるまで変奏は延々と続きました。周りは良い迷惑ですが王様にはどういう下々の気配など感じる事は有りません。
しかし、栄華を極めたブルボン王朝の優雅な様子が伺える曲です。

9/18 OA楽曲とコメント

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J.F.ハイドン作曲:チェロソナタよりメヌエット
演奏:P.フルニエvc

ハイドンのこの曲はチェロソナタとなっていますが、正確にはバリトンの曲です。バリトンと言う楽器はヴィオラダガンバとチェロの合いの子のような楽器です。現在はチェロに淘汰されて現存しません。
フルニエはこの曲を得意にしていてよく演奏会で取り上げてました。彼のふっくらとした指先からふくよかで典雅な音楽が紡ぎ出されます。

S.グノー作曲:アヴェマリア
演奏:P.フルニエvc

ピアノの新約聖書がベートーベンのピアノソナタで旧約聖書がバッハの平均律クラヴィーア曲集である、と言われてます。そのバッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻ハ長調のプレリュードにメロディを付けたのがこのアヴェマリアです。半分はバッハ作品ですね。それを使ってチャッカリ1曲作ってしまったってとこでしょう。でも、中々素晴らしい出来映えです。

9/11 OA楽曲とコメント

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竹内まりや、元気を出して。
演奏:古川展生vc

竹内まりやの良く流行った曲です。歌では色んな人がカバーしてますがこれをチェロでの演奏で聴いて頂きました。
音楽の始まりは歌からだと思うんです。全てのメロディは歌を基本に色んな楽器で演奏すべきでしょう。それにリズムとハーモニーが加わって音楽になって行くんですが歌の曲をこの様に上手に味わい深く弾くにはかなりに修練が要りますね。

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宇野美香子:Try Again

才能も有るし実績もある人が家庭の事情で活動出来なくて、ある日その事情を乗り越えて元のやるべき事に戻る。と言う事は素晴らしいと思います。
宇野さんの歌を聴いていると今迄発揮できなかったものを精一杯表現しようという思いが伝わって来ますね。

9/4 OA楽曲とコメント

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サイモンとガーファンクル
明日にかける橋
演奏:古川展生vc

サイモンとガーファンクルと言えば僕らの青春時代、1965年頃に大変流行ったグループですね。フォークソングと言うのが大流行してみんなが争うようにギターを練習してましたね~。ジョーン・バエズと言う綺麗なお姉さんが1人で歌ってましたね。演歌のように腹から声を絞り出すんじゃなく、口先だけでハミングするみたいに軽く歌ってましたね。
そんな一世を風靡したフォークソングを古川展生さんが見事にチェロで演奏されました。

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かんぱーい~杯を交わそう
演奏:宇野美香子vo

宇野さんとは大学の後輩の会社設立5周年パーティでお隣同志になったのが出会いです。帰って来たアイドルなんでしょう。中森明菜なんかがデビューした頃に「きゃんきゃん」と言う女の子3人のグループでデビューされました。忙しいという字は心が亡くなると書きますが本当に忙しい毎日だったそうです。その後芸能界から引退、結婚。普通の主婦になったのです。子育てが終わり今再びアイドル歌手を目指して立ち上がったとの事です。別にそんな事しなくても暮らして行けるのにです。恐らく歌手としてデビューしたものの十分自分でヤッター感が無かったんでしょうね。それは僕自身の姿でもでも有ります。僕も大学でチェロを始めたものの目標も無く練習してましたが4年ではとてもヤッター感が有りませんでした。そして仕事を引退した今、学生時代にやり残した事をやっているんです。
宇野さん。頑張って下さいね。

8/28 OA楽曲とコメント

アーサー・サリバン作曲:チェロ協奏曲第3楽章
演奏:ジュリアン・ロイド・ウエーバーvc、チャールズ・マッケラス指揮ロンドン交響楽団

久しぶりのイギリスの作曲家な作品です。全体にイギリス音楽はパッと最初から人を惹きつけるような曲は少ないですね。何度も聴いているうちにジワジワとスルメのように味わいが出てくるような曲が多いです。
ロイド・ウエーバーはジャクリーヌ・デュプレ以後の最高のチェリストです。お父さんが作曲家でミュージカル等を作曲しています。音楽一家ですね。

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エドワード・エルガー作曲:チェロ協奏曲第1楽章
演奏:長谷川陽子vc、チェコ ナショナル交響楽団

エルガーは近代イギリスの最高の作曲家で素晴らしい作品を書いています。このチェロ協奏曲も最近、デュプレがこの曲をデビューコンサートで弾いてからでしょうか盛んに演奏される様になりました。聴いているうちにじわっと良さが解ってくるという様な作品です。演奏効果が上がらないので昔はあまり演奏されませんでした。今回は我が国を代表する女性チェリスト長谷川陽子さんの演奏です。

8/21 OA楽曲とコメント

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C.サンサーンス作曲:アレグロアッパショナータ
演奏:ハンナ チャンvc、A.パッパーノ指揮、ローマ サンタ チェチーリア国立アカデミー管弦楽団

サンサーンスのチェロ協奏曲第1番に次ぐ彼の名作だと思います。フランスらしいイキで華やかで全体に速い曲ですが少しゆっくりとして唄わせるとこもあり、カデンツア風の所もあって協奏曲のようですね。
ハンナ チャンは中国のチェリストで若手No1じゃないでしょうか?

C.ドビュッシー作曲:月の光
演奏:M.ロストロポーヴィチvc

ドビュッシーの月の光はドビュッシーのピアノ作品の最も美しい曲の一つです。よくピアノの演奏会でアンコールとして弾かれるこの曲をロストロポーヴィチがチェロで弾いています。ピアノで聴き慣れた耳にはちょっと変な感じがしますがよく唄わせて素晴らしい演奏だと思います。

8/14 OA楽曲とコメント

A.ドヴォルザーク作曲:森の静けさ
演奏:T.ヴォルデンvc、ペシェク指揮、ロイヤルリバプール フィルハーモニー管弦楽団

ドヴォルザークのチェロ曲と言えばやはりチェロ協奏曲でしょうね。古今の6大チェロ協奏曲の中でもダントツに演奏回数が多いです。その名曲の影に隠れてこの曲は随分損してるような気がします。朝日が差し込んで木漏れ日の森の中をそぞろ歩きして突然動物の気配がしてじっとしているとリスや熊が現れて走り回る。いつの間にか動物達も姿を消し又元の静な森に戻ると言う感じが伝わって来ます。

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S.バーバー作曲:チェロ協奏曲、第3楽章
演奏:長谷川陽子vc、チェコナショナル管弦楽団

サミュエル バーバーはアメリカ生まれの初めてのクラシックの作曲です。近代の作品によくある所々メロディが出てきたと思うと不協和音が続きというふうな展開です。
長谷川陽子さんはこの難曲を自分のものにして男勝りでもね女性らしいエレガントな演奏されてます。

8/7 OA楽曲とコメント

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J.S.バッハ作曲:シャコンヌ
演奏:イエール・チェロス

バッハの最大の名曲シャコンヌ。
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調の最終楽章です。他の5曲のソナタ、パルティータの終楽章と比べると小節数も桁外れに長く、主題と変奏曲という形式で書かれた内容も大変深いものがあります。バッハの最高の作品と言っても過言では有りません。
これをチェロだけのアンサンブルで演奏したのがこのCDです。弦楽合奏やオーケストラに編曲された版も有ります。しかし、このチェロアンサンブルの演奏が最もしっくりくるのじゃ無いでしょうか?

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エリック・サティ作曲:グノシエンヌ第1番
演奏:パスカル・ロジェpf

エリック・サティ?怪人サティ。音楽の才能は当時最高のものを持っていながら華やかなパリの大ホールで得意になっているピアニストを尻目に、煙草の煙が蔓延し、客と女給の喧しい話し声で溢れる酒場の音の狂ったピアノでいつも酒に酔っ払いながら自分の曲を演奏するのが常だったようです。
作品もウイットと皮肉に満ち溢れています。自分はクラシック音楽が分かる人種だと思ってるエリート気分の愛好家達を嘲笑うような作品も多数見受けられます。

7/31 OA楽曲とコメント

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デュークエリントンの名曲「キャラバン」
演奏:ベルリンフィルの12人のチェリスト

ベルリンフィルの12人のチェリストの演奏は静かでハーモニーが多重の曲が綺麗ですね。でも、こういうジャズの名曲も素晴らしいですね。それは、アタックが揃ってるリズムが躍動感に飛んで弾んでるからだと思います。クラシック、ポピュラーの垣根を越えて演奏の質が高いというのはすごい事だと思います。

ポール・デュカス作曲:交響詩魔法使いの弟子

この曲を聴くとディズニーのファンタジアを思い出します。僕が今チェロを続けているのは小学校の時に見たこの映画のおかげかもしれないなと思います。映像はアニメーションで色彩が綺麗で、また音楽もストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団で録音こそまだモノラルでしたが素晴らしく、子供ゴコロに強く印象付けられました。特にこの曲はストーリーに音楽を付けたので作りやすかったと思うんですが。

7/24 OA楽曲とコメント

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山田耕筰作曲:からたちの花
演奏:岩崎洸

日本歌曲はチェロによく合うと思います。歌の音域が高くないのとテンポもゆっくりしてしている事がその要因と思います。中国の民謡は女性が飛んでる鳥もビックリして落ちる位頭のてっぺんから高い声で歌うので余りチェロには向いてません。
山田耕筰のからたちの花をデビュー直後の岩崎洸さんが演奏してます。外人の日本歌曲演奏も良いんですがやはり日本人の演奏するのがしっくり来ますね。

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カバレフスキー作曲:チェロ協奏曲第1番
演奏:ヨーヨーマvc、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団

カバレフスキーはソ連の優等生作曲家で国の方針に沿った音楽を作曲し政治的には音楽界の上方にいつもいましたがその分海外の評価は今一つというところがありますね。
明確で親しみ易いメロディが売りで良い曲だと思います。