月別アーカイブ: 2014年9月

9/21 OA楽曲とコメント

写真

一曲目:
F.ショパン作曲:チェロとピアノのための序奏と華麗なポロネーズ
演奏:公ちゃん。

久し振りに公ちゃんの演奏でこの曲をお送りしました。
ショパンがチェロの為に書いた3つの曲の貴重な一つです。ショパンはピアノは上手だったのですが、弦楽器、ヴァイオリンとかチェロとかは弾かなかったようです。ですからこの曲もチェロは簡単に書かれているのにピアノは非常に音が多く、賑やかに書かれています。華麗なのはチェロじゃなくピアノの方だったんですね。チェロの曲と言うよりピアノの曲ですね。もう。
でも、メロディーが綺麗なんですね。それで後世のチェロの名人達がこの曲を編曲してピアノの華麗な部分をチェロに置き換えて名人芸を披露するように編曲されそれを今から人世代前のチェリストは弾いてました。お客もそれを要求してたんですね。
名人チェリストの中ではJ.シュタルケルが所謂オリジナルの原点版をレコーディングしてから原点版を弾く人が増えました。
公ちゃんの名人芸?をどうぞ聞いて下さい。

12人のヴァイオリニストCD

二曲目:
12人のヴァイオリニスト演奏「愛をこめて花束を」

先週に引き続き、「12人のヴァイオリニスト」から原田梢さん、石崎諒子さん、小泉奈美さんが来てくださいました。
この曲はSuperflyのカバーです。結婚式でも、両親に花束を贈る時などによく使われていると思います。
Superflyといえば、迫力あるヴォーカルが魅力ですが、ヴァイオリンで演奏するのも大変だったようで
「くたくたになるほどがんばった!」とおっしゃっていましたね。
とても華やかで幸せ感のあふれる演奏になっています。アルバムの中でも1、2を争う傑作だと個人的には思います。

9/14 OA楽曲とコメント

n1

一曲目:住野公一演奏「少年時代」
井上陽水さんの「少年時代」を公ちゃんが演奏しています。
これは夏の歌なのか?夏が過ぎ去ったあとの歌なのか?
歌詞を読んでもわかりませんが、チェロの音色がよく似合いますね。名曲です。
1990年に映画「少年時代」というのがあって、その主題歌だったそうです。
今年の夏の出来事を思い出しながら聴いていただけていたら幸いです。

n2

二曲目:いきものがかり「ありがとう」12人のヴァイオリニスト演奏
今週はゲストに「12人のヴァイオリニスト」から原田梢さん、石崎諒子さん、小泉奈美さんが来てくださいました。
J POPの名曲をカバーしたアルバム「12のラヴ・ストーリー」からお送りしたのが、
いきものがかりの「ありがとう」。ドラマの主題歌にもなり、よく知られてる曲ですね。
12人のヴァイオリニストさん、3人だけでも十分に華やかでした。
12人そろって美しい音色を奏でたら、目が釘付けになりそうです。
アルバムには結婚式にぴったりのラブソングがたくさん収録されています。おすすめです!

9/7 OA楽曲とコメント

b1

一曲目:F.ショパン;華麗なるワルツ イ短調Op34No.2
何処が華麗なんでしょうか?イ短調を選んだので派手にはならないにしても全体的には陰鬱な中に薄日がさしたり、また陰ってきたり。途中にイ長調に転調して晴れてきますが15小節でまたイ短調に戻ってしまいます。
ショパンはワルシャワという当時では田舎に住んで居て、そこでピアノがむちゃくちゃ上手な若者として賞賛され鼻高々でパリに乗り込んで行ったと思うんです。でも、パリは思ったよりもっと華やかで、上手いピアニストも一杯居て自信がぐらつききっと少し落ち込んだと思います。結核と言う病気持ちだった事も有り、元々暗い性格だったんじゃ無いでしょうか?彼の作品は長調が多いですが短調に素晴らしい曲が有りますね。少なくとも、僕は好きです。
このワルツは本当に華やかな華麗なワルツに隠れるように挟まれて、しかし、存在感を発揮している曲ですすね。

b2

二曲目:F.シューベルト:ヴァイオリンとピアノの為の幻想曲 ハ長調
シューベルトはソナチネも含めるとヴァイオリンのための曲を沢山書いてます。チェロのための曲は結局アルペジオーネのために書かれた曲が1曲有ってそれを今日ではチェロで弾いているだけなんです。
シューベルトの作曲の動機はシューベルティアーデと言う音楽好きの友人達の集まりで弾くというのが有りますが、この曲は長いし難易度も高くアマチュアが自分の楽しみのために弾くと言う曲じゃ無いと思いますね。この1曲で宇宙を表現しているんじゃ無いかと思わせる程スケールが大きく、又、ピアノとの絡み合いが複雑になってきています。
10月10日の若林 顕、鈴木 理恵子デュオコンサートで演奏されますので是非お出かけ下さい。

8/31 OA楽曲とコメント

シューベルト・セレナーデ

一曲目:シューベルト:セレナーデ
シューベルトの歌曲はメロディックで無いものがよく有るんです。僕はメロディストなのでメロディーがはっきりしない曲はあまり好きではありません。現代曲を敬遠しがちなのはそういう理由です。でも、メロディーじゃないな~、と思っていても何回か聴いてるうちにそれが綺麗なメロディーとして聞こえて来るものです。ですから、何でもちょっと聴いてやめてしまうんじゃなくある程度の回数を聴いて欲しいですね。耳に心良いメロディーは何回も聴いているうちにつまらなく感じる時も有ろものです。
しかし、この曲はとっても親しみやすく一回聴いただけでもメロディーを口ずさめます。そして繰り返し聴いても陳腐に感じたり、安っぽく聞こえたりする事は無い曲です。こういう曲を本当に名曲と言うんでしょうね。

若林夫妻のCD

二曲目:シューベルト:アヴェマリア
母は偉大です。その点男はダメですね。社会的に偉大であっても死ぬ間際で名前を呼んで貰えるのは母だけのようです。
イエスのお母さん。イエスを信仰の対象と考えるのは分かるんですが、そのお母さんも一緒に信仰の対象としてしまう事にはちょっと合理性が無いように思います。しかし、マリアは愛されてます。メキシコで売られてる車の紙香水、バックミラーからぶら下げる奴です、あれのほとんどはマリアさんの絵の書いているものですよ。
アヴェマリアと言う曲は実に多くの作曲家が書いてるんです。色んな作曲家の書いたアヴェマリアで一枚のCDが作られてる位です。
そんな中で一番有名なのがシューベルトの書いたこのアヴェマリアでしょう。元々声楽曲で良く歌われます。これをヴァイオリンで弾くと又、いいんですね。ウイルへルミと言うヴァイオリンの先生が編曲してから、そしてかの有名なヴァイオリニストであったハイフェッツがこの曲を得意にしてからヴァイオリニストのレパートリーとして定着しました。チェロでも弾くんですよ。