月別アーカイブ: 2014年12月

12/28 OA楽曲とコメント

今回も、11月29日に行われた公開録音で演奏された曲がオンエアされました。

今回のOA楽曲(公開録音会場での生演奏から4曲)

1、アストル・ピアソラ作曲「リベルタンゴ」

2、ニューシネマパラダイスより「愛のテーマ」

3、フォーレ作曲「シシリエンヌ」

4、「川の流れのように」

公開録音での生演奏と、FM FUJI甲府のスタジオからのトークをお送りしました。トークにはゲストのピアニスト、齋藤律子さんも参加してくださり、公開録音の感想や裏話などが出ました。会場に向かう電車の中での様子、着替えの話など(笑)盛り上がっていました。

cello公開録音

 

 

 

 

12/21 OA楽曲とコメント

今回は、11月29日に甲府市  アリア  マイスターホールで行われた公開録音の模様がオンエアされました。

今回のOA楽曲(公開録音会場での生演奏から4曲)

1、「枯葉」

2、「愛の賛歌」

3、「海の上のピアニスト」より「愛を奏でて」

4、エルガー作曲「愛の挨拶」

演奏:住野公一(チェロ)、齋藤律子(ピアノ)

この番組初の公開録音には、100名ほどの方がお集まりいただいて、大盛況で終了することができました。レギュラー出演者の「公ちゃん」と「春ななみ」、そしてゲストとしてピアニストの齋藤律子さんが出演しました。公ちゃんと齋藤さんのチェロ&ピアノの演奏があり、春ななみも加わってのトークがあり、リスナーのみなさまにアンケートに書いていただいた質問に答えるコーナーがあり、最後には会場限定のアンコール演奏…あっという間の楽しい時間でした。会場のお客さまの笑顔、真剣に演奏を聴く表情、大きな拍手に感激でした。終了後は花束をいただいたり、記念撮影をしたり。みなさま、ありがとうございました!

公開録音1

 

 

 

12/14 OA楽曲とコメント

ブラームス ハンガリー舞曲第一番

ブラームス編曲;ハンガリア舞曲集 第1番
ナンシー グリーンのチェロ、フレデリック モイヤーのピアノ
ブラームスはヴァイオリニストのレメニーとハンガリーに演奏旅行に行った時レメニーにロマの民族音楽を紹介され、それに魅了されました。彼はその曲をハンガリーの民謡と誤解して編曲し、『ハンガリー舞曲』として出版しました。それをレメニーは面白くなかったのか、レメニーが紹介した音楽を自分の曲として出版したと裁判所に訴えました。裁判はブラームスの勝訴でした。と言うのは彼は自分のオリジナルでないとして「ブラームス編曲」としておいたのです。
原曲はピアノの4手連弾で、後にヨアヒムがヴァイオリンに編曲しました。
また、ブラームスはドヴォルジャークに「君もスラヴ舞曲を編曲して出版しなさい」と勧めたのですが、ドヴォルジャークはスラヴ民謡にモチーフを求めて自分でメロディーを作曲して出版しました。

ブラームス 二重協奏曲
ブラームス作曲;ヴァイオリンとチェロの為の協奏曲
ヤーノシュ・シュタルケルのチェロ、エミー・ヴェルヘイのヴァイオリン
ブラームスは晩年、第4交響曲を作曲した後第5番の交響曲の作曲に着手しましたが、親友だった名ヴァイオリニストのヨアヒムとヨアヒムの離婚訴訟が元で仲違いしておりました。何とか仲直りをしたいと思ってたブラームスは良いアイデアが浮かんで来ました。それは作曲中の第5交響曲をヴァイオリンとチェロの2重協奏曲に変更し、ヨアヒムに独奏ヴァイオリンの事についてアドヴァイスして貰うと言う事でした。結局2人はこの曲の完成後初演をして見事仲直りを果たしたと言う事です。

12/7 OA楽曲とコメント

ベルリンフィル ジェルソミーナ

ニーノ・ロータ作曲 ジェルソミーナ
演奏;ベルリンフィルの12人のチェリスト
この曲は1954年に制作されたフェデリコ・フェリーニ監督の映画「道」(原作はイタリア語でStrada)の主題歌としてニーノ・ロータが作曲した。名画なのでご覧になった方も多いかと思います。主演はアンソニー・クイーンとジェルソミーナ役を演じたのがジュリエッタ・マシーナ。旅芸人の話でとても悲しいストリーです。
この映画は1956年ハリウッドのアカデミー外国語映画賞をとっています。日本には1957年公開され大ヒットし、この曲は同年の紅白歌合戦で中原美沙緒が歌いました。

ブラームス チェロソナタ 38ホ短調
J.ブラームス作曲;チェロソナタ第1番ホ短調 OP.38  第1楽章
演奏;アラン・ムニエのチェロ、ガブリエル・ゴログのピアノ
ブラームスはチェロソナタを2曲書いてます。(ヴァイオリンソナタ第1番をブラームス自身がチェロに編曲し、ト長調からニ長調に編曲してるのを入れると3曲になる。)
この1番のソナタの第1楽章はソナタ形式ですが、特徴的なのは大体器楽のソナタは主役は高い音を弾いて伴奏が下を弾くものなんですが、この曲は主役のチェロがピアノのどの音よりも低い音で演奏する様に書かれています。人間の耳は高い音の方が聴きやすく、低い音は聴きにくいものです。その低いチェロが奏でるメロディーを消す事無く引き立てるピアノ演奏はかなり高度な技術が必要です。チェリストにとってもかなり骨の折れる曲です。
演奏しているアラン・ムニエ氏はフランスの名チェリストで近く来日されコンサートやマスタークラスを行われます。僕も桐朋で結成しているカルテットで受講します。
コンサートは12月13日土曜日 16:30から狛江のエプタザールでベートーベンのチェロソナタ全曲演奏されます。ピアノはベーゼンドルファー。素晴らしい響の元でお聴き下さい。
12月16日火曜日の19:00からは代官山ヒルサイドテラスでフォーレのチェロソナタ第1番やシューベルトのアルペジオーネソナタ等を演奏されます。
チケットはどちらも『スピカ』TEL03ー3978ー6548まで。
絶対のおすすめです。

11/30 OA楽曲とコメント

18世紀オーケストラ 運命

ルードヴィッヒ・ファン・ベートーベン:交響曲第5番 ハ短調 「運命」
ベートーベンは革新者で、そこが良い所ですね。交響曲の歴史でこの作品は過去の自分の作品からも脱皮しています。古典派交響曲の第1楽章はソナタ形式なんですが、その第1主題がメロディーで無いですね。例の「ダダダ ダーン」ソソソ ミー。これはメロディーじゃ無いです。過去の作品に交響曲第3番「英雄」というこれも名曲を何年か前に書いてるんですが、この第1主題はメロディーです。
しかし、メロディーで無い第1主題はメロディーが無い分展開しやすいんですね。料理に例えれば小麦粉とスパゲティーみたいなもので、スパゲティーを材料に料理を作れ、と言われるともうできるものは限られています。しかし、小麦粉でなら何でも作れます。主題が簡単で有れば有るほど料理がし易い。この交響曲は本当に無駄なと言うか遊びの部分がほとんど無くそれが聴いてる人に異様な高揚と緊張が伝わって来ます。
古典派交響曲のお手本、代表選手がこの曲ではないかと思います。