月別アーカイブ: 2016年5月

5/22 OA楽曲とコメント

先週に引き続き、5/7に甲府のマイスターホールで行われた公開録音で演奏された曲をお送りしました。

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F.メンデルスゾーン作曲:ヴェニスのゴンドラの歌
F.メンデルスゾーン作曲:無言歌集より春の歌
F.メンデルスゾーン作曲無言歌集より甘い思い出

メンデルスゾーンの曲には他の作曲家同様特徴がありますね。
第一にせわしない事。ゆっくりした楽章でも何処かで何かが動いてる。落ち着かない曲が多い様に思います。それは性格的な原因と、もう一つはピアノが上手な人は音符の少ない曲を弾く時つまらなさそうに弾く傾向が有ってつい楽譜に無い音を入れて弾いたりします。それと同じで音符が少ないとじっとしておれない事があります。
これらの曲は落ち着いてますね。 春の歌は少しテンポの早い曲ですが。
メンデルスゾーンらしい清楚な美しいメロディです。

5/15 OA楽曲とコメント

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宮城道雄作曲:春の海
演奏:公ちゃんvc、斎藤律子pf

いよいよ、5/7の甲府マイスターホールでの公開録音の登場です。
多数のお客様にお越し頂き有難うございました。
最初に演奏したのがこの曲で、今回は春に因んだ曲をやろうと選びました。
宮城道雄は筝の盲目の名手で、この曲は尺八と琴のために作曲されたんですがのちにアメリカ人の女流ヴァイオリニストが自分で演奏するようにヴァイオリンとピアノ用に編曲しました。
長閑な春の海に浮かぶ舟。
風が出て来て波が荒くなるに連れ舟も波と戯れます。

E.グリーグ作曲:春に(叙情小曲集より)
演奏:①に同じ

ノルウエーの歴史上最高の作曲家グリーグの書いたピアノ曲の編曲です。北欧の春は遅くやって来てあっという間に去って行きます。長く閉じ込められた冬から春を迎える気持ち、何かしらウキウキする気分。そんな気持ちを表しているように思います。

5/8 OA楽曲とコメント

住野さんのCD「夢の後に」

F.メンデルスゾーン作曲:歌の翼
演奏:公ちゃんvc、原田康子pf

僕公ちゃんの演奏による歌の翼です。僕は子供の頃にヴァイオリンを習っていました。SUZUKIの教本でやってたのですがどの曲も好きになれず中々捗りませんでした。そんな中にこの曲が有りとても良い曲だと思った記憶があります。
メンデルスゾーンらしい素直で美しい曲ですね。

F.シューベルト作曲:弦楽五重奏曲ハ長調第一楽章
演奏:シュターミッツSQ、公ちゃん(第一チェロ)

シューベルトは亡くなる直前に書かれた作品で、弦楽五重奏曲としては珍しくチェロを2本使ってます。モーツァルトの名曲である五重奏曲はヴィオラを2本使っているのに対して曲の重心が下がってきます。鈍重さを嫌うモーツァルトに対して浮薄さを嫌うシューベルトとの違いでしょうか?

5/1 OA楽曲とコメント

住野さんのCD「夢の後に」

G.フォーレ作曲:エレジー
演奏:公ちゃんvc、原田康子pf

フォーレの初期の作品は美しいメロディや歌に溢れた心地良い曲が多いですが、後期の作品は歌がほとんど無くなります。それでフランス印象派と呼ばれてるんだと思います。
このエレジーは冒頭にピアノがフォルテでハ短調の和音を弔いの鐘のようでも悲痛な心の叫びのような音楽を背景にチェロが心の底から込み上げて来る悲しみを歌います。
中間部では楽しかった昔を懐かしむ様にチェロが追憶のメロディを奏でたと思うと又増幅された悲しみが込み上げて来て頂点を迎えます。そして、又回想、思い出、そして最後は静かに消えて行きます。
公ちゃんは立命館大学の頃東海先生に初歩としてバロックのソナタを色々勉強した後、この曲を課題として与えられ奮闘した思い出が有ります。その東海先生も既にお亡くなりになりました。

L.V.ベートーベン作曲:チェロソナタ第3番イ長調 第1楽章
演奏:公ちゃんvc、斎藤律子pf

5月7日に甲府市のマイスターホールで行われる、この番組の公開録音会が近づいて来ましたので出演者の公ちゃんと斎藤律子さんの演奏からこの曲を選曲しました。
ベートーベンはチェロソナタを5曲書きました。メンデルスゾーン、ブラームスフォーレが夫々2曲、書かなかった作曲家も大勢います。ベートーベンにはデュポールと言う名チェリストが友人にいて、彼の演奏を聴いたり助言を得て5曲ものチェロソナタを書く事ができたんですね。我々はデュポール先生に感謝しなくてはなりません。
この曲はチェロソナタの中でも最も有名で演奏回数も多い作品でチェロソナタの王様と言っても良いでしょうか?
僕の家で不定期ですが親しいお客様に集まって貰って開いている「公ちゃん with friends」の録音です。