月別アーカイブ: 2016年6月

6/26 OA楽曲とコメント

IMG_2073

ダヴィドフ作曲 泉のほとりで
演奏:堤剛vc

ダヴィドフはドイツ人のチェリストですが生涯をロシアで活躍し今日のロシアチェロ界の基礎を作った人です。
「泉のほとりで」と言う曲名からはゆっくりとして流れる様な楽曲を連想しますが聞いてみるととっても軽快で忙しい曲です。オリジナルがチェロの曲なんですがとても難しい曲です。
堤さんの録音はアメリカでシュタルケルの下で研鑽を積んだあとカナダのロンドンに移られた頃の録音かと思います。

IMG_2075

G.マーラー作曲交響曲第1番第3楽章
レナード・バーンスタイン指揮アムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団

マーラーが書いた最初の交響曲です。後の交響曲に良く出て来る頽廃した雰囲気は薄く青春の息吹が感じられます。
この楽章は冒頭、コントラバスのソロが弱々しくつぶやく様に歌います。

6/19 OA楽曲とコメント

IMG_2076

F.ショパン作曲:チェロソナタト短調
演奏:堤剛vc、中村紘子pf

堤さんは戦後斎藤秀雄先生が桐朋子供のための音楽教室を作られてのチェロ第1号が堤さんだったんですね。
その前には上手なチェリストは居ても自分の技術を何故上手に弾けるかを分析して、それを普遍的な奏法メソッドとして体系されなかったです。
教育を始めてこんなに早く上手なチェリストが出て来てみんなビックリでした。高校生がプロのチェリストを遥かに凌ぐ演奏をしたんですから。日本一のオーケストラであるNHK交響楽団のソリストとしてアメリカ演奏旅行に随行して一番驚いたのは日本の人々でした。それで斎藤メソッド桐朋メソッドが評価を受けました。また、そんな素晴らしい作品は堤さんだけdrはなくその後ドンドン上手なチェリストが後に続いたのでやはり斎藤メソッドは本物だということに確立しました。
そんな堤さんが同じくN響とアメリカ演奏旅行にソリストとして帯同した中村紘子さんと共演したのがこのレコードです。

IMG_2074

G.マーラー作曲:ピアノ四重奏
演奏:M.アルゲリッチとお友達。

マーラーの若い頃の作品です。マーラーの作品の殆どは交響曲です。それも第8交響曲で代表されるようにフルオーケストラに 様々な打楽器や滅多に使われた事が無い楽器を加えたり、何百人もの大合唱を加えたりこれでもか、と言うほど音の厚みや違う音色の重なりを追求しました。
ピアノと弦楽トリオの組み合わせで音色の多彩さはない編成ですが、それでも全体の響はマーラー的です。

6/12 OA楽曲とコメント

IMG_2026

A・ピアソラ作曲:リベルタンゴ
演奏:ヨーヨーマその他

テレビの威力は恐ろしいと思うのはこの曲です。
それまでタンゴと言えばラ・クンパルシータとか碧空と言う4拍子の曲を大きなバンドで演奏するものだったのがこのヨーヨーマの演奏で一躍ヨーヨーマもピアソラも有名になりました。僕ら昔の人間はやっぱりフランシスコ・カナロの様なのがタンゴと言うイメージなんですがね。

IMG_2024

G・プッチーニ作曲:歌劇蝶々夫人より「ある晴れた日に」
演奏:レオンタイン・プライス(ソプラノ)ラインスドルフ指揮

プッチーニは人生の最後の方に外国それもエキゾチシズムを掻き立てる作品を多作しました。トゥーランドットやこの蝶々夫人です。蝶々夫人の悲しい物語ですが相手役のピンカートンは僕から見るとこの野郎と思います。こんな可愛い女性を弄んでと日本人であることもあるんですが。
でも、曲は素晴らしいですね。オペラはプッチーニです。

5/29 OA楽曲とコメント

今週も、5月7日にマイスターホールで行われた公開録音で演奏された曲をお送りしました。

IMG_1987

F.メンデルスゾーン作曲:5月のそよ風

こちらも「無言歌集」の中の1曲ということもあり、メロディーの柔らかさ、温かさが特徴の1曲。
オーストリア出身の世界的ヴァイオリニスト、フリッツ・クライスラーなどによって 編曲されたバージョンも存在しています。 5月のさわやかな季節にぴったりの曲でした。