月別アーカイブ: 2016年8月

8/28 OA楽曲とコメント

アーサー・サリバン作曲:チェロ協奏曲第3楽章
演奏:ジュリアン・ロイド・ウエーバーvc、チャールズ・マッケラス指揮ロンドン交響楽団

久しぶりのイギリスの作曲家な作品です。全体にイギリス音楽はパッと最初から人を惹きつけるような曲は少ないですね。何度も聴いているうちにジワジワとスルメのように味わいが出てくるような曲が多いです。
ロイド・ウエーバーはジャクリーヌ・デュプレ以後の最高のチェリストです。お父さんが作曲家でミュージカル等を作曲しています。音楽一家ですね。

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エドワード・エルガー作曲:チェロ協奏曲第1楽章
演奏:長谷川陽子vc、チェコ ナショナル交響楽団

エルガーは近代イギリスの最高の作曲家で素晴らしい作品を書いています。このチェロ協奏曲も最近、デュプレがこの曲をデビューコンサートで弾いてからでしょうか盛んに演奏される様になりました。聴いているうちにじわっと良さが解ってくるという様な作品です。演奏効果が上がらないので昔はあまり演奏されませんでした。今回は我が国を代表する女性チェリスト長谷川陽子さんの演奏です。

8/21 OA楽曲とコメント

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C.サンサーンス作曲:アレグロアッパショナータ
演奏:ハンナ チャンvc、A.パッパーノ指揮、ローマ サンタ チェチーリア国立アカデミー管弦楽団

サンサーンスのチェロ協奏曲第1番に次ぐ彼の名作だと思います。フランスらしいイキで華やかで全体に速い曲ですが少しゆっくりとして唄わせるとこもあり、カデンツア風の所もあって協奏曲のようですね。
ハンナ チャンは中国のチェリストで若手No1じゃないでしょうか?

C.ドビュッシー作曲:月の光
演奏:M.ロストロポーヴィチvc

ドビュッシーの月の光はドビュッシーのピアノ作品の最も美しい曲の一つです。よくピアノの演奏会でアンコールとして弾かれるこの曲をロストロポーヴィチがチェロで弾いています。ピアノで聴き慣れた耳にはちょっと変な感じがしますがよく唄わせて素晴らしい演奏だと思います。

8/14 OA楽曲とコメント

A.ドヴォルザーク作曲:森の静けさ
演奏:T.ヴォルデンvc、ペシェク指揮、ロイヤルリバプール フィルハーモニー管弦楽団

ドヴォルザークのチェロ曲と言えばやはりチェロ協奏曲でしょうね。古今の6大チェロ協奏曲の中でもダントツに演奏回数が多いです。その名曲の影に隠れてこの曲は随分損してるような気がします。朝日が差し込んで木漏れ日の森の中をそぞろ歩きして突然動物の気配がしてじっとしているとリスや熊が現れて走り回る。いつの間にか動物達も姿を消し又元の静な森に戻ると言う感じが伝わって来ます。

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S.バーバー作曲:チェロ協奏曲、第3楽章
演奏:長谷川陽子vc、チェコナショナル管弦楽団

サミュエル バーバーはアメリカ生まれの初めてのクラシックの作曲です。近代の作品によくある所々メロディが出てきたと思うと不協和音が続きというふうな展開です。
長谷川陽子さんはこの難曲を自分のものにして男勝りでもね女性らしいエレガントな演奏されてます。

8/7 OA楽曲とコメント

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J.S.バッハ作曲:シャコンヌ
演奏:イエール・チェロス

バッハの最大の名曲シャコンヌ。
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調の最終楽章です。他の5曲のソナタ、パルティータの終楽章と比べると小節数も桁外れに長く、主題と変奏曲という形式で書かれた内容も大変深いものがあります。バッハの最高の作品と言っても過言では有りません。
これをチェロだけのアンサンブルで演奏したのがこのCDです。弦楽合奏やオーケストラに編曲された版も有ります。しかし、このチェロアンサンブルの演奏が最もしっくりくるのじゃ無いでしょうか?

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エリック・サティ作曲:グノシエンヌ第1番
演奏:パスカル・ロジェpf

エリック・サティ?怪人サティ。音楽の才能は当時最高のものを持っていながら華やかなパリの大ホールで得意になっているピアニストを尻目に、煙草の煙が蔓延し、客と女給の喧しい話し声で溢れる酒場の音の狂ったピアノでいつも酒に酔っ払いながら自分の曲を演奏するのが常だったようです。
作品もウイットと皮肉に満ち溢れています。自分はクラシック音楽が分かる人種だと思ってるエリート気分の愛好家達を嘲笑うような作品も多数見受けられます。

7/31 OA楽曲とコメント

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デュークエリントンの名曲「キャラバン」
演奏:ベルリンフィルの12人のチェリスト

ベルリンフィルの12人のチェリストの演奏は静かでハーモニーが多重の曲が綺麗ですね。でも、こういうジャズの名曲も素晴らしいですね。それは、アタックが揃ってるリズムが躍動感に飛んで弾んでるからだと思います。クラシック、ポピュラーの垣根を越えて演奏の質が高いというのはすごい事だと思います。

ポール・デュカス作曲:交響詩魔法使いの弟子

この曲を聴くとディズニーのファンタジアを思い出します。僕が今チェロを続けているのは小学校の時に見たこの映画のおかげかもしれないなと思います。映像はアニメーションで色彩が綺麗で、また音楽もストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団で録音こそまだモノラルでしたが素晴らしく、子供ゴコロに強く印象付けられました。特にこの曲はストーリーに音楽を付けたので作りやすかったと思うんですが。