月別アーカイブ: 2017年2月

2/26 OA楽曲とコメント

ベートーベン

L.V.ベートーベン作曲:交響曲第6番田園より第4楽章
演奏:ヘルマン・シェルヘン指揮ルガノ音楽祭管弦楽団

ベートーベンは交響曲を9曲有りそれぞれ新しく試みが見られますが田園は描写音楽が出来る先駆けとなった作品のようです。各楽章に表題が付いていて表現したい情景を言葉にしています。
第4楽章は村人が楽しく踊っていると突然雨や雷が降って来て大混乱する様子がイメージ出来ます。
ヘルマン・シェルヘンと言う指揮者は自分が音楽顧問を務めるアメリカのウエストミンスターレコードに多くの作品を残した事で名声が残っています。
彼の解釈は過去の演奏の伝統には全く囚われず自分の研究と直感で曲作りをしてました。
又、レコード録音用演奏と演奏会とでは燃焼度が違い、実演録音は高く評価されています。

山田姉妹

小坂明子の「あなた」
唄山田姉妹

小坂明子の「あなた」は当時大ヒットした曲で非常に懐かしい気がします。小坂明子はこの曲1曲で歌謡史に名を残しています。
山田姉妹と聞くと僕の年代ではつい、コマドリ姉妹を連想するのですが、山田姉妹はお二人とも音楽大学の出身でオペラの歌い方を身に付けています。でも、子供の頃から唄が好きでピアノも聴き覚えた唄を鍵盤で弾くところからスタートされたそうです。

2/19 OA楽曲とコメント

スメタナカルテット

A.ドヴォルザーク作曲:弦楽四重奏曲「アメリカ」第1楽章
演奏:スメタナ弦楽四重奏団

良くお国ものと言って自国の作品を演奏する時他国の人が演奏するより、より本物だとする意見が多いようです。
その理屈で言えばこの演奏は正にお国もの十八番です。しかし、例えばアメリカの団体の演奏とどこが違うんでしょうか?それは、個性の異なる人達の演奏ですから演奏に違いが有るのは当然です。しかし、彼らスメタナ弦楽四重奏団の演奏は本当にチェコ的なんでしょうか?僕はこの演奏を聴いてスメタナ弦楽四重奏団というのはローカル的と言うよりも国際的な折り目正しい演奏です。

カールシューリヒト

R.ワーグナー作曲:ニュルンベルクのマイスタージンガー「第3幕への前奏曲」
演奏:カール・シューリヒト指揮

ドイツ物を振らせると素晴らしい指揮者のシューリヒトはその実力の割には人気が有りません。玄人好みとか言われてます。彼の指揮したヨハン・シュトラウスは物凄く面白いです。正に玄人好みですね。

2/12 OA楽曲とコメント

ジュリアード

G.ガーシュイン作曲:ララバイ
演奏:ジュリアード弦楽四重奏団

ジュリアード弦楽四重奏団は世界的に有名なニューヨークのジュリアード音楽院の教授達で結成されたカルテットです。
当時まだバリバリの現代音楽であったシェーンベルクとかバルトークをデビュー最初に録音してその正確な演奏にみんなビックリして一躍この団体が有名になりました。それ以来ジュリアードと言えばバルトークという事が定着しました。
ジュリアードSQの特徴は音の出だしが正確で音程も正確なので演奏が透明な印象を与えます。

ブルーノワルター

W.A.モーツァルト作曲:交響曲第40番ト短調第1楽章
演奏:ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団

モーツァルトと言えばト短調、と良く言われる様に決して多くは無いのですがどれもが傑作です。交響曲ではこの40番と25番です。
ワルターはモーツァルトを得意にしており取分けこの曲は十八番と言われております。ワルターはトスカニーニなどの20世紀の大指揮者の中で唯一ステレオに録音しました。CBSが心臓病を患ってビバリーヒルズで静養していたワルターを引っ張り出すためハリウッドにワルター専用オーケストラを結成して成功しました。おかげで現在素晴らしい音楽を聴く事が出来ます。

2/5 OA楽曲とコメント

バリリカルテット
W.A.モーツァルト作曲:クラリネット5重奏曲イ長調より第3楽章
演奏:バリリ弦楽四重奏団その他

モーツァルトは当時音楽界に登場した新しい木管楽器にクラリネットが気に入り協奏曲や室内楽曲を書き残しました。そのどれもが名曲の誉れ高いものです。
バリリSQは当時19歳でウイーンフィルのコンサートマスタになったワルター・バリリを第一ヴァイオリンに結成された全員ウイーンフィルメンバーのSQです。バリリは腕の故障で楽団を去るまでの短い間、主にオーケストラと室内楽の分野で非常に人気が有りました。このカルテットは良いも悪いもバリリのヴァイオリンが中心の団体で、バリリは癖の少ないヴァイオリ二ストでしたが、彼のカルテットと言っても良いでしょう。
モーツァルトのクラリネット5重奏曲の第3楽章はメヌエットで書かれていますがトリオの部分が2つ有ってその、この曲中でも最も美しい部分ではないかと言われている部分です。ところがこの部分にはクラリネットが登場せず弦楽四重奏のみで演奏されるのは皮肉な事です。

Ayasaさん
百日紅
演奏:Ayasa

ロック ヴァイオリ二ストAyasaさんの演奏です。この番組はチェロとりわけクラシックを中心にプログラムを組んでおりますが、それは僕があまりクラシック分野以外の知識、音楽体験が少ないからで有って、決してクラシック音楽以外を認めないとか、という訳では有りません。
今日のAyasaさんの曲や演奏を聴くと本当に素晴らしいと思いますね。これから少しづつでもロックを聴くようにしたいと思います。

1/29 OA楽曲とコメント

ブッシュカルテット

L.V.ベートーベン作曲:弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調より
演奏:ブッシュ弦楽四重奏団

ブッシュSQは正統派ドイツの弦楽四重奏団の最後の団体ではないかと思います。ブッシュSQの特徴はその時代の前後にウイーンコンチェルトハウス四重奏団とかバリリ四重奏団のようにファーストバイオリンの強い個性が全体を引っ張って行くと言うスタイルじゃなく4人が均等に自分の個性を打ち出しながら全体としても纏まってると言うスタイルです。その後このスタイルはアメリカに移りブダペストSQやジュリアードSQなどに引き継がれていきます。

Ayasaさん

Ayasa演奏
音楽はお好き?

Ayasaさんは子供の頃からヴァイオリンを弾いて音大を卒業して好きなポピュラー音楽の世界に行かれました。
クラシック出身でポピュラーの音楽家、特にヴァイオリンは少ないです。ポピュラーでも彼女が演奏する分野はロックでピアノの様に叩く楽器でなく嫋々とメロディを奏でるのが得意のヴァイオリンでロックというのは新しい試みとも言えそうです。CDも出しておられますがAyasaさんの音楽はやはりライブで聴いて頂きたいですね。