月別アーカイブ: 2018年7月

7/8 OA楽曲とコメント

IMG_2439オーマンディ

H.ヴュータン作曲ヴァイオリン協奏曲第4番第2楽章、演奏:ジノ・フランチェスカッティvn、オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団

ヴァイオリン協奏曲の名曲と言えばベートーベン、ブラームス、メンデルスゾーン、チャイコフスキーと四大協奏曲のうち3つまでをドイツの作曲家が占めていますが、それに続く協奏曲となると俄然シベリウス、ラロ、ヴュータン、シュポアと非ドイツ圏が増えて来ます。その内ヴュータンとシュポアはどちらもヴァイオリ二ストでヴァイオリンの効果を考えた美しい曲です。中でもヴュータンの4番はそれ程の難曲でないのに感動を与える作品になっています。フランチェスカッティはこう言う曲を粋に小気味好く弾いています。

IMG_2440パガニーニ

N.パガニーニ作曲:奇想曲第24番
演奏:サルバドーレ・アッカルドvn

パガニーニの奇想曲は名前は奇想曲でも練習曲の要素があり、戦前は演奏会ではあまり演奏されませんでした。難しい曲を何の苦も無く弾き飛ばす爽快感と独特の味わいから最近ではよく演奏されます。
アッカルドはイタリアのヴァイオリニストでこう言う練習曲のような曲でもよく歌っています。パガニーニはやはり歌わないとダメでしょう。

7/1 OA楽曲とコメント

IMG_2248オイストラッフ

L.v.ベートーベン作曲:ピアノトリオ「大公」
演奏:Dオイストラッフvn、Sクヌシェヴィッツキーvc、Lオボーリンpf

数有るピアノトリオの中で最高峰で有るのがこの曲です。どの楽章も激しいところはありません。2楽章のスケルツォですら穏やかです。しかし演奏は難しいので有名です。
まず、堂々と立派に弾かないといけません。音もショボい音ではダメで押出しの有る立派な音が要求されます。
オイストラッフがリードしているこのトリオは当時のソ連が誇る名演奏家達で、実はもう一つ上手いピアノトリオが有りました。コーガンvn、ロストロポーヴィチvc、ギレリスpfと言う3人ですが風格から言えばオイストラッフのトリオが上でしょうね。

IMG_2247パガニーニ奇想曲

Nパガニーニ作曲:奇想曲第24番
演奏:シュロモ・ミンツvn

有名な音楽家にはユダヤ人が多いのですが、パールマンーズーカーマンに続くユダヤ人名バイオリニストがこのミンツです。3人の中では1番音が綺麗じゃ無いですか?切れ味も鋭いです。今や当代一のヴァイオリ二ストと言えるんじゃ無いでしょうか?