4/30 OA楽曲とコメント

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F.シューベルト作曲:弦楽四重奏曲第14番二短調「死と乙女」第2楽章
演奏:フェルメール弦楽四重奏団

シューベルトが作曲した15曲のカルテットの最高傑作です。この曲は「死と乙女」というタイトルが付いていますがそれはこの第2楽章がやはりシューベルトが作曲した歌曲「死と乙女」の主題を元に変奏曲にしているところから名付けられました。ピアノ5重奏曲で「鱒」と名付けられた曲も歌曲から主題を頂いて変奏曲にしたものです。一つの曲を何回も使い回すのが上手ですね。シューベルトは。
でも、使い回したくなるほど綺麗なメロディですね。第2変奏はチェロが主役なんです。
フェルメール弦楽四重奏団は第1ヴァイオリンのサミュエル・アシュケナージが中心のカルテットです。彼は最初ソリストとして様々なコンクールを制覇し華々しくデビューしましたがその後突然室内楽に転向します。ソロと室内楽では音の出し方も違えばいろいろ違う点が有るんですが彼はそれを克服して見事室内楽奏者として成功しています。

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近衛秀麿作曲:ちんちん千鳥
演奏:水谷川優子vc

水谷川さんのお爺様が日本のオーケストラの生みの親というか父というか日本にまだオーケストラがいくつかしかない時にドイツに渡って指揮法を勉強して日本のオーケストラの育成に努められた日本における西洋音楽の草分け的存在です。
お爺様が作曲された曲をお孫さんが演奏する。何とも暖かく微笑ましい限りです。