9/24 OA楽曲とコメント

メロス

F.シューベルト作曲:弦楽五重奏曲ハ長調
演奏:メロス弦楽四重奏団+ロストロポーヴィチ

弦楽五重奏曲というジャンルは有る様で案外少ないんです。弦楽四重奏という形が如何に完成されているかをも良く現している様にも思います。
弦楽五重奏曲と言ってもいるんな組合せが有ります。作曲された数が一番多いのが弦楽四重奏にヴィオラを加える形です。モーツァルトは6曲ものどれも名曲を書いています。ベートーベン、メンデルスゾーン、ブラームス等もこの組合せで作曲しています。ボッケリーニは仕えていたスペインの王様がチェロ名人だった為チェロをソロの様に扱いカルテットは伴奏という協奏曲の様なチェロの入った五重奏曲を沢山書きましたので、これを例外としましょう。そうするとこのシューベルトの五重奏曲が唯一とは言えませんがチェロ二本の弦楽五重奏曲というのは珍しいと言えます。
シューベルトが最晩年に書いたこの曲は低音のチェロを加える事で音に厚みと曲に深みを与えています。素晴らしい作品ですね。

リンツ

W.A.モーツアルト作曲:交響曲第36番リンツ
演奏:カルロス・クライバー指揮ウイーンフィルハーモニー管弦楽団

クライバーはお父さんが有名な名指揮者エーリッヒ・クライバーで多分彼はお父さんをずっと意識し、いずれ追い越すという思いで勉強していたのではないかと思います。彼の演奏の特徴は流れる様なメロディ、溌剌としたリズムです。彼は年に3~4回くらいしか演奏する事が無く、その演奏会のチケットは発売日に即時完売する事でも有名です。