1/14 OA楽曲とコメント

ションピ

L.V.ベートーベン作曲:弦楽四重奏曲第10番「ハープ」
演奏:ションピ弦楽四重奏団

ベートーベンの中期のカルテットの傑作ハープです。中期のカルテットではラズモフスキー公爵に献呈した3つのカルテットがどれも傑作で良く演奏され、人気も有りますがそれに対してハープの人気は今一つです。
ハープと名付けられたのは曲中でチェロ–ヴィオラ–ヴァイオリンとピッチカートで順番に演奏する部分がよく出て来てそれがハープで演奏している様に聴こえるところから名付けられています。
中期のカルテットは全体に長調の曲でも重苦しく激しく深刻なのに対してこの曲は楽天的で朗らかです。
名人ヴァイオリ二ストのションピ引きいるカルテットが非常に美しく演奏しています。

マズア

L.V.ベートーベン作曲:ミサ・ソレムニス
演奏:クルト・マズア指揮ニューヨークフィルハーモニー管弦楽団

ベートーベンは声楽曲も沢山書いているんですが宗教曲は余り手掛けていません。オペラも同様でフィデリオと言うのを一つ書いただけです。この曲(フィデリオ)はその頃上演されていたドニゼッティなどのオペラと比べて、つい口ずさみたくなる様なメロディがあるわけでも無く余り人気が有りません。ミサ・ソレムニスも通常のミサ曲がキリスト教の宗教行事に使われる目的で書かれているのに対してこの曲はコンサートで演奏される様に書かれています。
クルト・マズアは東西冷戦時代の東側の指揮者でしたが東ドイツにいた時には余り目立った活躍は有りませんでした。共産主義国家が続々と崩壊してそのお陰でニューヨークフィルの常任指揮者になってから有名になりました。